アロマセラピー講座コラム「ソーシャルメディアデトックス」

脳は同じスピードでは進まない

AI技術の発達は革新的ですが、私たち人間でしかできないこともそこには存在します。

それが「創造すること」「感じること」です。

AIは一度私たち人間が準備して創り上げたものを繰り返したり構築したり、処理する能力に優れ、時間に関係なく動いていますが、その手前の作業は人間が行わなければいけません。

そこで間違ってはいけないのが、私たち人間はAIと同じ時間や能力で動くことはできないということです。

 

意味や言葉がわからなくて、面倒だな。

使い方がわかりにくくて、どうしたらいいかわからない。

どのページにどういった機能があるのか理解できない。

何をみたらいいのか、誰に聞いたらいいかわからない。

最低限必要な部分だけ繰り返し使おう。

 

こんな感覚、感じたことがあるのではないでしょうか?

私自身も、普段自分では勝手に使えていると思っていたスマートフォンやタブレットの操作に関して、子供に「こうやったらすぐだよ」と言われて見せられることがあり、「!?」と一瞬驚くことがあります。「誰に聞いたの?」とおきまりの質問に続くわけですが、もちろん子供達が得る情報網は無限です。そしてこうやってどんどん使える人には使えるだけの機能が構築され、アップデートされていくことも理解できます。

ソーシャルメディアデトックス

 

 

普段何気なく見ているソーシャルメディアですが、自分が気になってチェックしている人のページだったり、逆にあまり好きではないのに思わず見てしまうといったページもあると思います。昼夜問わずして、私たちは時間が空くとソーシャルメディアを確認したり、そこで共感したり、投稿したりと繰り返すようになっています。ここで自分を疲労感から守る方法として、ぜひ皆さんに一度確認してほしいことは、そのソーシャルメディアに義務感を感じていたり、追いこまれているような感覚が常にあったり、さらに強いられているような感覚やネガティブなストレスの負荷を感じていないか、ということ。残念ながら、本来楽しもうと始めたソーシャルメディアであっても、必ずしも現在目にしている情報や、やりとりのすべてが私たちの心と身体に有益であるとは限りません。逆に心と身体を束縛し、常に何かに追いかけられている感覚があることで、蓄積する心の疲労感として、大きな範囲を占めていることも少なくありません。

現在の社会の中では、完全にこの束縛から離れることは難しいとも言えますが、私たちは心と身体のケアのためにも、今こそ時間の使い方としてのソーシャルメディアデトックスが必要です。ソーシャルメディアは、皆さんの目の前にある生活や仕事、そして心の充足をおびやかす存在であってはいけません。

ポジティブで前向きなもの、避けられないネガティブな声や情報を含め、多岐にわたる情報が、自分と他人との比較、心の焦りを増強させてしまう結果となり、さらに攻撃を行う場ともなっています。あくまで個々の判断でソーシャルメディアとの付き合い方は変わりますが、1日数回、もしくは数日ソーシャルメディアから離れて自分自身がどう感じるかを確かめてみることも大切です。

ソーシャルメディアに動かされるのではなく、自分がソーシャルメディアを使うといった立場で俯瞰できない活用は、必ずどこかで心の疲労感と身体の変調や依存性を発生させることになるため、自分で自分を守るためにも、今一度自分がソーシャルメディアとどういった位置関係であるかを確認してみましょう。

 

デジタル感覚とアナログ感覚の境界線

ここで私たちが必ず理解しておく必要があるのが、デジタル化・テクノロジー化でどんどん進む技術と同じスピードで、私たちの脳もデジタル化されているわけではないという現実です。ある意味では、脳はやはり原始的なものであり、私たちの感覚を保持させている重要な役割を担っています。今、私たちはこのデジタル化された現実と、本来人間として持つアナログな現実の境に立ちながら、その両方の活用方法に迷いと疲れを常に感じています。これは、情報量が多く自分自身では怖くて「判断」ができないこと、もしくは判断してはいけないことまでを情報のみで判断してしまうという、両方の意味でのデジタル化がもたらす「判断力の欠如」を生じさせています。

すべて私たちの感覚ではなく、頭で行っていることが多いため、この繰り返しによって自分が本来保持する感覚を信じることができなくなり、自分自身にも疑問が生じてきます。

このような狭間で感じている「日常の蓄積型疲労感」は、私たちの心と身体に様々なダメージを与えていると言わざるを得ません。これは決して何か1つだけの症状ではなく、男女ともにそれぞれに生じる不調和や不定愁訴にも関わっているでしょう。

人に話すこと

自分自身が本能的に迷いや判断力が鈍っていると感じた時に、皆さんは誰かに話をして意見を聞いたりすることはありますか? それとも自分だけで判断していますか? 信頼できる誰かに自分の心の声を話すということは、本来簡単なことではありませんが、私たちは誰かに話をすることによって共感を感じ、そしてそこから安心感を得ています。もちろん、誰かの意見を見たり聞いたり、読んだりすることで必要なことを補っている人もいると思います。「自分はいったい誰の意見や言うことを聞いているのか?」そんな問いから、普段自分の心がどこにあり、どのように、そして誰に依存しているか? などが見えてきます。実はこういったシンプルな整理から、私たちは自分で予測できる様々な疲労感から心と身体を守り、予防する準備をすることが可能となります。普段の生活の中での疲労感は、突発的なものだけではなく、少しずつ蓄積された結果が変調として現れたり、免疫力を低下させたりする結果ともなるため、心の栄養をどのように摂り、どのように継続させていくことができるか? をぜひ考えてみてほしいと願っています。

今回は疲労感から自分を守る方法として、慣れつつあるデジタルやソーシャルメディア環境から少し離れるスイッチを持つこと、さらには自分自身の中での整理や向き合い方をお話ししてきました。ご紹介するオーガニックの純粋で新鮮な香りは、短い時間でも呼吸を深くサポートしてくれる大切なアイテムになります。ぜひ心と身体に深く取り込むように感じてみてください。

こういった目に見えない疲労感に対して、

目に見えない嗅覚からの働きは、原始的で且つ本能的な役割をし、

私たちをサポートしてくれる方法となります。

 

香りの芳香分子は、私たちの鼻の嗅覚から電気信号となって脳へダイレクトに届きます。

ぜひ皆さんにはアロマセラピー、芳香療法として精油の香りを感じ、そして深呼吸するというアクションを、セルフケアとして生活の中に加えていただきたいと願っています。